『まんがで読破 銀河鉄道の夜』

宮沢賢治の作である。

まず、銀河鉄道の夜くらいマンガじゃなくても原作で読めるやろ、

というツッコミはおいとこう。

分量はたしかに少ないかもしれないが、内容は深遠なのである。

マンガの絵は相変わらずというかこのシリーズには共通している

のかもしれないが、あまりいい絵ではない。

グロテスクなタッチで描かれている。

あの時代にすごく進んでる人だったんだな、賢治は。

科学の話もいろいろ出てきて、今の時代に生きているにも

かかわらず私にはわからない。

死ぬときにする臨死体験が、あのような形で描かれるって

すごいことだなあと改めて思った。

今回触れたのはマンガではあったが、15年ぶりくらい。

もういちど原作を読み直したいと思った。