『心の地図』リライト

 皆さまこんにちは。

9月という恐怖の月に突入の今日このごろ、いかがお過ごしでしょうか。

先月は一回も更新できなくて悔しいかぎりです。

 さて、今回は『心の地図(上巻)』市橋秀夫著のリライトを

お届けします。

たぶん大丈夫です、私のブログは少数にしか見られてないので。

『心の地図』による。

注意欠陥多動性障害は発達性障害である。発達障害とは18歳までの間に発症し、その原因が脳の器質的障害にあり、年齢と共に症状が変化するもののこと。脳の器質障害とは脳自体になんらかの障害があることをいう。

 学習障害は知能は正常あるいはそれ以上でありしかも家庭環境の問題、精神病や特別な心理的問題もないにもかかわらず、学習の獲得が困難であるときに使う用語だ。読み書き、計算、話し言葉、作文、運動など学習の基礎となる能力に障害があるために学習の困難が生じることをいう。多動児はLDを併発しやすい。

以上。

 

では皆さん、達者で過ごしなさい。

9月という恐怖の月、もう4日も経ってますよ、うかうかしてると!!

抗精神病薬

抗精神病薬について。

定型と非定型の二種類があるが、

次のものは非定型精神病薬であるらしい。

「DSS アリピプラゾール商品名エビリファイ」。

効能は鎮静効果あり。効き方がマイルド。

抗精神病薬の主な効果

・幻覚や妄想を抑える、少なくする。

・興奮を抑える

・考えをまとめる

・気持ちや神経を和らげる

・再発を予防する

・意欲の減退を改善する

統合失調症のあらゆる症状に効果があるが、

長時間飲み続けることが大事だそうです。

 

JSミル『自由論』

みんな元気?

今日は On Libertyを訳したいと思うよ。John Stuart Mill著。

邦訳のタイトルは『自由論』となっているところが多いね。

版権は切れています念のため。

 

Chapter1 Introductory

The subject of this Essay is not the so-called Liberty of the Will, so unfortunately opposed to the misnamed doctrine of Philosophical Necessity; but Civil, or Social Liberty:

the nature and limits of the power which can be legitimately exercised by society over the individual. A question seldom stated, and hardly ever discussed, in general terms, but which profoundly influences the practical controversies of the age by its latent presence, and is likely soon to make itself recognised as the vital question of the future.

It is so far from being new, that in a certain sense, it has divided mankind, almost from the remotest ages; but in the stage of progress into which the more civilised portions of the species have now entered, it presents itself under new conditions, and requires a different and more fundamental treatment.

第1章 序説

 この論文の主題はいわゆる意志の自由(不幸なことに哲学的必然という間違った名前をつけられている学説に対立させられている)ではなく、市民的あるいは社会的自由である。言い換えれば、社会が個人に対して正当に行使できる力の本質と限界である。

この問題はめったに言及されることはなく、一般的な用語として議論されたこともほとんどないが、潜在的に存在していることにより現代の実践的論争に深く影響を及ぼしており、将来的には必須の問題として認識されていくであろう。

これは新しい問題などではなく、ある意味において、ほとんど遠い昔の時代から、人類を二分させてきた問題だ。しかし、進化の段階にありより市民化された種族の部分においては、この問題は新たな条件のもとに現れ、いままでとは異なるより根本的な扱いを求める。

 

以上。今日はここまで。

短いけどけっこう大変でした。

これは大部というほどの分量じゃないんだけど、いつかもっと短いのを拙訳でやってみたいと思います。

それではみなさん、ばいなら。

 

 

読んでる途中

みんなこんにちは。

今日はいい天気だったよ。

好きな人とケンカばかりしちゃうのは辛いね。

そういうときは何にも明るく考えられないし。

つらいよ。

 村田沙耶香コンビニ人間』読んだ?

私は今読んでる途中だよ。

あまりにも主人公が自分と重なって、泣けてくる。

でも彼女の方がずっとしっかりしてるし賢いが。

なんか、生きるってつらいな、と思いながら読んでる。

 

じゃあね、みんな。

達者でな。

 

 

筋トレうつの関係③

見たよ。

みーたーよ〜〜〜〜〜〜〜。

皆さんこんにちは。

さあ。前回の続きだよ。

筋トレとうつの関係

概要を和訳するよ。

 

Data Extraction and Synthesis  Hedges d effect sizes were computed and random-effects models were used for all analyses. Meta-regression was conducted to quantify the potential moderating influence of participant and trial characteristics.

Main Outcomes and Measures  Randomized clinical trials used validated measures of depressive symptoms assessed at baseline and midintervention and/or postintervention. Four primary moderators were selected a priori to provide focused research hypotheses about variation in effect size: total volume of prescribed RET, whether participants were healthy or physically or mentally ill, whether or not allocation and/or assessment were blinded, and whether or not the RET intervention resulted in a significant improvement in strength.

 

データ抽出および合成 

ヘッジd効果サイズを計算し、すべての分析にランダム効果モデルを使用した。参加者と試行の特性の影響を緩和する可能性を定量化するためにメタ回帰を実施した。

主なアウトカムと対策 

無作為化臨床試験では、ベースラインおよび中間介入および/または介入後に評価されたうつ症状の検証された尺度を用いた。 4人の主要モデレーターが、効果サイズの変動に関する集中的な研究仮説を提供するために先験的に選択された:参加者の健康または身体的または精神的に病気であったかどうか、割り当ておよび/または評価が盲検であったかどうかRETの介入は強度の有意な改善をもたらした。

 

 

……やっぱりなんかうまくいかないけど勘弁して。

ばいなら。

 

筋トレとうつの論文②

Association of Efficacy of Resistance Exercise Training With Depressive Symptoms

抑うつ症状と抵抗運動トレーニングの有効性に関する協会

の論文のアブストラクト以降を引き続き訳しました。

Abstract
Importance The physical benefits of resistance exercise training (RET) are well documented, but less is known regarding the association of RET with mental health outcomes. To date, no quantitative synthesis of the antidepressant effects of RET has been conducted.

Objectives To estimate the association of efficacy of RET with depressive symptoms and determine the extent to which logical, theoretical, and/or prior empirical variables are associated with depressive symptoms and whether the association of efficacy of RET with depressive symptoms accounts for variability in the overall effect size.

Data Sources Articles published before August 2017, located using Google Scholar, MEDLINE, PsycINFO, PubMed, and Web of Science.

 

抜粋
重要性  抵抗運動訓練(RET)の物理的利点は十分に文書化されているが、RETと精神的健康成果との関連についてはあまり知られていない。今日まで、RETの抗うつ効果の定量的合成は行われていない。

目的  RETの効能の抑うつ症状との関連性を推定し、論理的、理論的、および/またはそれ以前の経験的変数が抑うつ症状と関連する程度、およびRETの有効性の関連がうつ症状と関連して全体的効果の大きさを推定すること。

データソースGoogle Scholar、MEDLINE、PsycINFO、PubMed、およびWeb of Scienceを使用して2017年8月以前に公開された記事。

 

訳したけど難しくてよくわからなかった。

不完全燃焼な感ある。

変な訳になってしまって力尽きたので、

ここらで休みます。

コーヒー飲みながら授業受けます。

来月の頭から単位修得試験始まるので……。

 

ではばいなら。再見!

 

筋トレとうつの関係

こんにちは。オットーです。

Twitterで紹介されていた英語論文を翻訳してみました。

https://jamanetwork.com/journals/jamapsychiatry/article-abstract/2680311?utm_source=twitter&utm_campaign=content-shareicons&utm_content=article_engagement&utm_medium=social&utm_term=051118&redirect=true

これです↑

筋トレとうつに関する論文だそうです。

ただ、私にはちょっと高度すぎて最初の導入部しか訳せなかった。

導入部しか、というか本文は訳せていない。

Association of Efficacy of Resistance Exercise Training With Depressive Symptoms
Meta-analysis and Meta-regression Analysis of Randomized Clinical Trials
Question What is the overall association of efficacy of resistance exercise training with depressive symptoms, and which logical, theoretical, and/or prior empirical variables are associated with depressive symptoms?

Findings In this meta-analysis of 33 clinical trials including 1877 participants, resistance exercise training was associated with a significant reduction in depressive symptoms, with a moderate-sized mean effect. Total volume of resistance exercise training, health status, and strength improvements were not associated with the antidepressant effect; however, smaller reductions in depressive symptoms were derived from trials with blinded allocation and/or assessment.

Meaning The available empirical evidence supports resistance exercise training as an alternative and/or adjuvant therapy for depressive symptoms.

 

抑うつ症状と抵抗運動トレーニングの有効性に関する協会
ランダム化臨床試験のメタ分析とメタ回帰分析

質問:抵抗運動トレーニングの効能と抑うつ症状との全体的な関連性は何か、どのような論理的、理論的、および/または経験的な変数が抑うつ症状と関連していますか?

所見:1877人の参加者を含む33の臨床試験のこのメタ分析では、耐性運動トレーニングは、中程度の平均効果を伴ううつ症状の有意な減少と関連していた。 抗うつ効果と関連していたが、盲目的な割り付けおよび/または評価を伴う試験から、抑うつ症状の減少がより小さくなった。

意義:利用可能な経験的証拠は、抑うつ症状の代替療法および/または補助療法として抵抗運動トレーニングを支える。

 

筋トレをするとうつ症状が減るということなのかな。

いいこと知った。

運動大嫌いだけど、少しずつ筋トレすっかな。

 

……以上です。みんな、ばいなら。

 

『地下室の手記』ドストエフスキー

2018年3月31日読了。

カポーティの『冷血』以来の、「これは私の物語だ」感があった。

それも読み始めてわりとすぐに思った。

書かれた時代背景は、19世紀帝政ロシア農奴解放令が布かれたころである。

国内は革命的な雰囲気が広がり始めていた。

変わりゆく母国にドストエフスキーが感じていたことがこの小説に結晶されているのだろうか。そんなことは私の知ったことではない。

主人公は40歳くらいの地下室暮らし。

彼には情けない、恥ずかしい思い出がいろいろあるのだが、

その屈辱的な思い、周囲に対する虚勢の張りかた、自分のしたことに対する呵責の念、いろいろなことを「書物ふう」に捉えてしまう世間知らずぶりにすごく共感してしまった。

『冷血』のペリーに対する共感とはまた少し違ったものだ。

自分が10年のときを経て当たり前だが変化してきたということなのだろう。

『まんがで読破 銀河鉄道の夜』

宮沢賢治の作である。

まず、銀河鉄道の夜くらいマンガじゃなくても原作で読めるやろ、

というツッコミはおいとこう。

分量はたしかに少ないかもしれないが、内容は深遠なのである。

マンガの絵は相変わらずというかこのシリーズには共通している

のかもしれないが、あまりいい絵ではない。

グロテスクなタッチで描かれている。

あの時代にすごく進んでる人だったんだな、賢治は。

科学の話もいろいろ出てきて、今の時代に生きているにも

かかわらず私にはわからない。

死ぬときにする臨死体験が、あのような形で描かれるって

すごいことだなあと改めて思った。

今回触れたのはマンガではあったが、15年ぶりくらい。

もういちど原作を読み直したいと思った。

『まんがで読破 斜陽 太宰治』

★★★☆☆星3つ

2018年1月5日に読了。

もとの小説は10年くらい前に読んでいた。

今回もちょっと絵が気持ち悪かったが、

ああそうそうそんな感じの話やった、

といい具合に思い出せた。

マイチェホフだかマイチャイルドだか知らんが

とにかく主人公の女性の言いたいことは

マイチェホフへの愛だということなのであった。

以上である。

 

 

『まんがで読破 ドグラマグラ 夢野久作』

★★★☆☆

2018年1月5日読了。

Kindleで読んだ。

絵が若干気持ち悪かったが、話に引き込まれて最後まで読んだ。

「なんと!そんなストーリーがあったのか」

ネタばらしをしてしまうと、

なんと、絵巻物のなんらかが、

中国の人のなんらかであったのだ!

ビックリである。

気が狂った精神科の教授も天才すぎて恐怖を感じた。

まんがとしてはおもしろかった。

以上である。

本名のショック

みなさんこにちは。

さっきコメントの返信書いてたら突然消えて

3回書き直した。ちょといらいら。

 

昨日、ミシュランマンはビバンダムっていう本名だと知った。

ちょっとショックだった。

裏切られた気分だった。

ずっと信じていたのに。

似てたから。あの、空想上のキャラ「うんこくん」に。

ごめん、ちょっとしばらく立ち直れないかも。

 

では。

人工知能と人間

みなさんこんにちは。

BSで不老不死の番組やってる。

AIを人間に限りなく近づけたり、人間の脳をコンピュータに近づけたりする試みが

アメリカなどの研究者によって行われているらしい。

先月彼女と映画「ブレードランナー2049」見てきたんだけど、そのこと思い出してきちゃった。

人間とAIはどこまで近づけるんだろう。

AIが感情をもったら人間と違うとは言えなくなるのかもしれない。

でもAIと人間の違いは、当たり前だけど人工と自然ってことだ。

人間が命を作り出す、神のやることに手を出す、これってどうなんだろう。

傲慢なことなんだろうか。

でも行く末を見守っていきたい。わからないなりに。

有限な存在である人間が、無限の知を身につけたAIを作り出せるのか。

AIにどこまで限界があるのか。

もし限界がないのだとしたら、それを作り出した人間は、その可能性の幅がかなり広がるといえる。

無限な存在を生み出したら、作り手の人間も無限な存在といえるのか。

行く末を見守っていこう。

「心理学の名著」

プレジデントオンラインの記事でおもしろそうなのみつけた。

心理学は一般向けの本しか読んだことないなあ。

ギュスターヴ・ル・ボンの『群集心理』とか持ってるけど

難しくて挫折……。

いろいろ読みたい欲だけはあるんだけどね。

president.jp

「八日目」

絶賛試験期間中である。

そして絶賛風邪引き体調悪中である。

こんなに鬱屈としてしかも切羽詰まっているのにブログ更新している場合か!?

 

映画「八日目」をみた。

言っておくが、「八日目の蟬」ではない。

フランスかどっかの映画である。

中年男とダウン症の青年ジョルジュの他人コンビが旅をする話である。

お互い身内と一悶着ある身分なのだ。

なんだか映像もきれいだし、雰囲気も夢の中のようで美しかった。

ジョルジュや他の障害者もかわいらしく屈託ない様子が天使のように描かれている。

かわいらしい、微笑ましい、嫌な気分になることのない映画だ。

しかし、私は個人的に障害者をこのように扱ったり描いたりするのはあまり好きになれない。

障害者は素直で噓をつかなくて、まっすぐで純真といいたいのか。

比べるのもなんだが、24時間テレビを見たときのような薄ら寒い気分になる。

障害者の無垢な純粋さに触れて、健常者の魂も浄化されていくというような。

監督の意図はよくわからない。こんな単純な解釈ではいけんのかもしれないが。

 仮にこの見方がそこそこ真っ当だとして考えていくと、健常者がマジョリティであるこの世界には相変わらず「弱者という呪縛」があるのだなと思える。

 障害者の「聖化」をしてしまうのは、どういう心のメカニズムから生まれてくるのだろう。障害なんてもって生まれてきた人たちはかわいそうだから、いたわってあげなきゃという哀れみからきているかもしれない。自分たちと彼らとは違うということかもしれない。あるいはこんな大変なハンディキャップをもって生まれたのだから、心はきっと清らかに違いないという広い意味での因果応報的な考え方か。これらのどれかか、全部かもしれないが、どういう精神構造によるにしろ、こういうことをおおっぴらに語ることはまだまだ今の社会では眉をひそめられる。差別主義者などと非難されてしまうかもしれない。

 障害者の中にも性格の悪い人や根性のねじ曲がった人もいるだろう。ちっともかわいそうに思えない人もいるかもしれない。

しかしマジョリティの社会でそういうことをいってはいけないのである。

差別的な意見として封じ込める圧力がかかると思う。

 障害者の一律聖化のなかにこそ、マジョリティによる彼らへの差別意識が根付いているように思えてならない。

 「八日目」はかわいらしく、楽しい気分になる映画だったけども、マジョリティの心の奥底にこびりつく「当たり前」が浮き彫りになったと思う。

監督にそういう狙いがあったのかどうかはわからないが。

てか、自分はマジョリティのつもりだけど場所や時が変われば……?とかふと心細い気分にもなるかもしれんがそこまで書くと疲れるので今日はここまでな。

 

じゃ、さようなら。